今日から俺の妹な。
「どうして、嫌い、なんですか」
じっと顔を見つめても、答える様子のない先輩。
ただ、前を見据えた横顔だけが、嫌いだというその夕日に照らされて浮かび
上がっていた。
その顔は、いつものように秀麗で。
だけどやっぱり、どことなく違う空気が漂う。
その違和感がどこからくるのかはわからないけれど。
じっと顔を見つめても、答える様子のない先輩。
ただ、前を見据えた横顔だけが、嫌いだというその夕日に照らされて浮かび
上がっていた。
その顔は、いつものように秀麗で。
だけどやっぱり、どことなく違う空気が漂う。
その違和感がどこからくるのかはわからないけれど。