今日から俺の妹な。
ていうか!



" じゃのぅ "って何!?



時代錯誤もいいとこですよ、お父様…っ!



「でしょう。僕もそう思います」



いやいやいやいや、先輩も!



突っ込んだりしないんですか!



そりゃグループ会社の社長に向かって、失礼なことは言えないけど?!



でもちょっとくらい言ってもよくない…!?



驚愕の私をよそに先輩とお父様のお話はどんどん進む。



「凛ちゃん、そこに座りなさい」



お父様に優しく微笑まれて私もなんとか笑みを作る。



「はい、ありがとうございます」



…ひきつってる自信しかないけどね。



「さて、さっそく本題に入るのだが…いいかね?」



「はい」


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