金木犀の手紙



ふたりはお母さんの作ってくれたお弁当とお菓子を持って秋の陽射しが眩しい外に出ました。



秋の景色は沢山の色があって、ふたりは楽しい気分になります。



「おひさま、ぽかぽかだねー」



「ねー!」



少年と少女は笑いながら言うと、互いの手を繋いで歩き出しました。



秋晴れの中、ふたりは歌いながら歩きます。



「〜♪」



「♪、♪〜」



澄んだ空いっぱいに、天使の歌声が響き渡りました。



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