麗しき乙女達のコイバナ
何も会話もなく、私の家につく。
いつも、私の家まで送ってくれる彼。

「今日は、ありがとね。また、明日.....」

そう言い残し、ドアに手を掛けた時。
彼の手が私の手を掴む。

そして、思いきり引き寄せられる。

「んっ」

そのまま、キスされる。

熱くて蕩けてしまいそうな。

「んっ、ゃぁ...」

絡み合う舌が、いやらしい音を立て、
更に深くなる。

暫くキスしていたが、そっと彼の唇が離れる。
私はまだ、していたいと言う衝動に狩られ、思わず彼のYシャツを握る。

「言っとくけど、嫌いなやつにキスなんてしないから」

彼がぶっきらぼうに、囁く。

私は、恥ずかしさとか嬉しさで
泣いてしまう。


私の彼氏様は、ぶっきらぼうででも優しくて。
大好きな人です。
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop