カレとカノジョの関係。
それでも、なんとか徐々に調子を取り戻し。
「ナイスストライク!」
「イエーイ!」
パンッと神谷くんとハイタッチする。
1ゲーム終わって最終的なスコアは、
神谷くん 201
あたし 189
うーん、さすが神谷くん…200超なんてあたしも一回くらいしかしたことないぞ。
でも、そんなボーリングの神・神谷くんになかなか善戦したじゃないかあたし!
「あー楽しかったねー!」
うーん、と伸びをするあたしに神谷くんが微笑む。
「もう1ゲームする?」
「おっいいねぇ!次こそは絶対負けないよ!」
「…じゃぁさ、負けたら罰ゲームね」
神谷くんがボールを持って、立ち上がる。
「もし、俺が勝ったら
…俺と付き合って?」