sEcrEt lovEr
「お前、何マシンガン持ち込んじゃってるの!?」

「恒兄の古い型だからでけー、でけー」

「恨まれても知らないからな…」

そのやり取りが可笑しくて思わず笑ってしまう。

「お前のそういう顔を恒兄も見たいんじゃね?」

「今頃、その辺を空中散歩してるだろうね」

「パパ、どこ?」

ずっとママと二人暮らしで、これから先もそうだと思っていた。

最初は家族の合併なんてイヤで堪らなかったのに、気がついたら溶け込んでいる自分がいた。

学校でも気にかけてくれて、不安な夜はあたしが眠るまで傍にいてくれる…

二人がいるから強くなれる、頑張れる。

大丈夫、あたし 笑える!!
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