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パパさんはルームサービスの紅茶とスコーンや焼き菓子が置かれたサービングスタンドをテーブルに並べる。

「私二 オ話 何デスカ?」

青くて大きな瞳を前にすると、やっぱり緊張してしまう。

「あの… ポスター… 甲ちゃんのが…」

結果、要点を上手くまとめられず自分でも何を言っているか分からない情けない状態…

「アレハ Kenガ ドクター ナッタバカリノ photo(フォト)デスネ。He was sleepy then.」

スリーピーって眠たいってことだから… まさか寝起きの写真だったの!?

そりゃ機嫌悪いよ…

「マスコミのせいで甲ちゃんはなかなか帰れなくて、貴もずっと学校休んでるんです」

「Really!?」

パパさんは何も知らない様子だった。

「だからもし今度撮影されるなら」

「Boysハ使エナイネ…」

それを聞いてあたしは覚悟を決めた。

「…あの日、あたしに仰った言葉は本気ですか?」

もう引き返せれない。
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