わがまま女を愛して/頑張り男を見つめて
あなたと別れて3週間が経った
それは偶然のこと
駅のホームで友達と約束をしていた
あなたには会いたくなかったから
周りを見ていた
それでも
肩を叩かれた時
あなたであってほしいと思った
「久しぶり」
あなたと会ってしまった
私は泣きたくて
しがみつきたくて
あなたが居ない日々が怖くて
不安で
色んな気持ちが入り混ざって
私は逃げ出した
追いかけて欲しいのも
捕まえてほしかったのも
私のわがままだった
そんな時こそ
あなたを失ったからこそ
強く進みたい気持ちがあった
だから私はすぐ止まった