わがまま女を愛して/頑張り男を見つめて
あなたが渡してくれた本には
何か紙が挟まっていた
そこには文字がいっぱい並べてある
手紙だった
私は書いてある文字を読んでみる
お前の喜ぶ顔が見たくて買ってきた
それが俺のプレゼントになるから
あなたは頑張り男
私のために頑張り続けてきた
私はわがまま女
その男を最期まで振り回した
あなたは頑張り男
あなたは私と居るだけで幸せ
1年付き合っててもそう言ってくれた
私はわがまま女
1年経って変わって
あなたをつまらない人だと決めつけていた
あなたは頑張り男
全部自分のせいにして犠牲にして
私を喜ばせようとしてくれた
私はわがまま女
犠牲になって当然
あなたは彼氏だし私のために頑張るのは当たり前
どうしてあなたと居るだけで幸せって言えなかったのかわからない
それがわからないうちは
あなたと二度と会ってはいけないんだろう
End…