社内恋愛なんて
部長の問いかけに、私はなおも答えない。
言葉がでない。
出ないけれど、嫌じゃない。
そう、答えがないというのは了承のサインだ。
部長は自身のシートベルトを外して、私にゆっくりと近づいてきた。
どんどん顔が近付いてくる。
色気を帯びた瞳に吸い寄せられながら、鼻先がくっつきそうになるほど縮んだ距離にきて、私はゆっくりと瞼を閉じた。
触れ合う唇。柔らかな唇の感触が、初めてキスした時のことを思い出させた。
あの時も、車の中だった。情熱的な大人のキス。
今回のキスは、優しいキスだった。
でも、とろけるように甘いキス。
触れ合うだけのキスから、軽く押し付け舐めるようなキスへと発展していく。
それだけで子宮が疼き、腰が砕けそうになる。
身体の力が抜けて、半開きになった唇に部長の舌先が侵入してくる。
何度も啄(ついば)み、求め合う。
絡み合う舌先が熱くて、キスがとっても気持ち良くて……。
もうどうにでもしてくださいという気持ちだった。
このまま、もっと部長と触れ合いたい。
疼く身体を静めてほしい。名前を呼んで繋がりたい。
淫らな欲求が頭を支配する。
言葉がでない。
出ないけれど、嫌じゃない。
そう、答えがないというのは了承のサインだ。
部長は自身のシートベルトを外して、私にゆっくりと近づいてきた。
どんどん顔が近付いてくる。
色気を帯びた瞳に吸い寄せられながら、鼻先がくっつきそうになるほど縮んだ距離にきて、私はゆっくりと瞼を閉じた。
触れ合う唇。柔らかな唇の感触が、初めてキスした時のことを思い出させた。
あの時も、車の中だった。情熱的な大人のキス。
今回のキスは、優しいキスだった。
でも、とろけるように甘いキス。
触れ合うだけのキスから、軽く押し付け舐めるようなキスへと発展していく。
それだけで子宮が疼き、腰が砕けそうになる。
身体の力が抜けて、半開きになった唇に部長の舌先が侵入してくる。
何度も啄(ついば)み、求め合う。
絡み合う舌先が熱くて、キスがとっても気持ち良くて……。
もうどうにでもしてくださいという気持ちだった。
このまま、もっと部長と触れ合いたい。
疼く身体を静めてほしい。名前を呼んで繋がりたい。
淫らな欲求が頭を支配する。