ずっと君が。〜好きな人の相談相手っ?!〜
お母さんの優しさ
琴葉side
その後、玄関を開けてすぐに聞こえた、
おかえりっていう優しい声に返事をして
すぐに自分の部屋に駆け込んだ。
さっきまでずっと泣いていたのに、また涙が出てくる。
でも、頭では何も考えられなくて、時間も考えず私はただただ泣き続けていた。
チュンチュン、チュンチュン
「え…」
気がついたら、もう窓の外は明るくなっていた。