ずっと君が。〜好きな人の相談相手っ?!〜
そう言ってへへっと笑う例乃葉。
例乃葉と友達になれてよかったな…
心からそう思えた。
「そういえば・・・なんで、私が泣いてるって分かったの??」
「泣いてる?ああ…ぐしゃぐしゃな顔でも気にしないよってやつ?」
「そう。」
「…そりゃ、親友の勘だな。」
「ふふっ なにそれ。」
それから家に入って、2人でたわいもない話をしたりした。
ずっと玄関の前だったって気づいた時は、すごい恥ずかしかったけどね。
でも、例乃葉のおかげで、いっぱい笑う事ができた。
真人のこと、もう少し頑張ってみようかな。
心の中で、そう思えた。