゚+* ベルガモスレッド *+゚
「あー。もうあんなまずい血、飲みたくねーからな。」



そう言うと横に座ってくるセイ。



「ってことは、一緒に連れて帰りたいやつが

おるってことやなー?」


そう言ってニヤッとしながら、俺の顔を

覗いてくる。


そうゆう所だけは昔から鋭い。



「まだいねーよ。」



そう誤魔化し、さすがに萌の家には帰れねーから

俺たちは図書室のあの部屋に戻った。



終始笑っていたセイだけど、さすがに

送り込まれるぐらいだから、何か考えてるのか…?


ま、それはねーか。



今までこいつに勝負で負けたことねーし。



そう思い、俺たちは眠りについた。










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