゚+* ベルガモスレッド *+゚
俺が宇宙船をくっつけたままだったから

思うように動かなかった。



でも、間に合ってよかった…。



「とりあえず、地球に戻るぞ」



そう言って、目的地を地球にセットする。


そして、自動操縦に切り替える。




はあー。



そして、俺も体の力が抜けて操縦室の椅子に座る。




「陽くん……」


そう言って萌が抱き締めてくる。



「ありがと…。」


そう言って俺の胸で泣いている。


「俺は萌を守るって言ったろ?」


「私、陽くんの女だもんね」



そう言って微笑む萌。




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