゚+* ベルガモスレッド *+゚
「えっ…!!!!」



そう言って私は本から手を離す。



「なんだよ、急にでけー声だして。」



そう言って私を見た後、床に落ちた本に目を向ける。


私も本から目が離せなくなっている。




「また白紙に戻ったってわけか。」


そう言って陽くんは本を拾い、

パラパラとページをめくる。




「で、でも昨日は最後まで文字が

書いてあったのに…。」


「もう俺たちにはこの本は、必要ないって

ことじゃないか?」



そう言って本を閉じ、渡される。



「ど、どうゆうこと……?」



もう、パニックすぎて頭が回らない。




< 361 / 371 >

この作品をシェア

pagetop