゚+* ベルガモスレッド *+゚
「何自分で作ってるやつ誉めてんの?」


そう言って笑いながら聞いてくる美香。


「そ、そーだよねー」


そう言い、いつもよりおいしいお弁当を

かけこみ、図書室へ向かう。


そしていつも通り図書室の一番奥の棚に行き、

本を押そうとする。


そう言えば何でこの本が秘密の扉に

繋がる本なんだろう。


そう思い、その本を手に取る。



黒色のぶ厚めの本に、白い文字の題名が

際立ってみえる。




【ベルガモスレッド】



「どうゆう意味?

それに作者書いてないじゃん」


不思議だなーと思いながら、その本を開く。

















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