モノクロ 〜真実の剣と偽りの盾〜
14:40
楓side
服が入った紙袋いっぱい抱えてるから、とりあえず座りたい。
「ねぇ、楓ちゃん。荷物重いし、混んでるけど どっか空いてる座席探そうよ」
うわぁ…。まさに今あたしが考えてたことだ。
さすが、親友パワーはすごいなあ。
さっそく、空いてる座席を探すために、一両目から順番に歩いてきたけど、どこも空いてない…。
次で最後尾だ。どうか、空いてますように!祈るような気持ちで最後尾の車両に続くドアを開けると…、うわっ。ここも満席だぁ…。
「そんなあ…。」
思わずそうつぶやくと、ともに黙って肩を叩かれた。
ともの顔をみると、なんか、うんうんって、諦めたような顔してる。
仕方なく、電車の出入り口のドアの前に立つ。
ふと電車の中を見渡すと、座席に座ってる一組のカップルが目にとまった。
2人で雑誌観ながらいちゃいちゃしてる。
なんか、イラついてきた。
この、リア充め!!
ともをみると、とももリア充…じゃなくてカップルのことをみてる。
なんだか魂の抜けたような顔してるけど、何を思っているんだろう。
服が入った紙袋いっぱい抱えてるから、とりあえず座りたい。
「ねぇ、楓ちゃん。荷物重いし、混んでるけど どっか空いてる座席探そうよ」
うわぁ…。まさに今あたしが考えてたことだ。
さすが、親友パワーはすごいなあ。
さっそく、空いてる座席を探すために、一両目から順番に歩いてきたけど、どこも空いてない…。
次で最後尾だ。どうか、空いてますように!祈るような気持ちで最後尾の車両に続くドアを開けると…、うわっ。ここも満席だぁ…。
「そんなあ…。」
思わずそうつぶやくと、ともに黙って肩を叩かれた。
ともの顔をみると、なんか、うんうんって、諦めたような顔してる。
仕方なく、電車の出入り口のドアの前に立つ。
ふと電車の中を見渡すと、座席に座ってる一組のカップルが目にとまった。
2人で雑誌観ながらいちゃいちゃしてる。
なんか、イラついてきた。
この、リア充め!!
ともをみると、とももリア充…じゃなくてカップルのことをみてる。
なんだか魂の抜けたような顔してるけど、何を思っているんだろう。