私と執事。
つぎの日
私は、桜庭さんに連れられ
校長室に向かった。
ガチャ
タチバナ「やっと来たわね。私は、校長の橘よ。」
トワ「お父さんと、お母さんは…。」
タチバナ「まずわ、その話からね。でも、この話を聞いたらこの学園に入学よ。お母さんは、花園家の娘だったのよ。」
トワ「わかりましたって…花園家の!?」
タチバナ「そうよ。お父さんは、執事だったわ。執事とお嬢様は付き合ってわ、行けないわ。だから、駆け落ちしたの。」
トワ「そんな…っ。」
タチバナ「貴方は後継者なの。だから、この学園で1番のお嬢様になってもらうわ。」
トワ「でも、どうして私が…!?」
タチバナ「花園家には、もう1人後継者がいます。でも、その子は病気で長くないのよ。無理を言って、この学園の個別の寮にいるわ。」
トワ「…。」
タチバナ「永久さん。貴方しかいないのよ。」
トワ「でも、今更…」
タチバナ「いい。貴方は花園家の血を継ぐ者として、今日からこの学園の生徒よ。」
話が重すぎるよ…。
私のお母さんが駆け落ちなんて
知らなかった…。