奥様のお仕事
「クリスマスイブと正月と盆は社員に
家族サービスや恋人との時間を楽しんで欲しいから
残業はさせないんだ」
「それはいいことだね~
じゃあ 浩一郎も早く帰ってくるね」
「今年のクリスマスは一人じゃないから
無駄に飲み歩かなくてもいいな」
「ケーキも来るから 楽しみ」
「あまり無理するなよ
まだあれから 時間もたってないんだし」
「大丈夫よ 早く帰ってきてね」
浩一郎がどういうわけか 私を見つめていた。
「え?何?何かついてる?」
慌ててしまう。
浩一郎がニコリと笑って
「業務内容一つ増やしたいんだけど」と言った。
「え?」
「いってきます」
「は?あぁ いってらっしゃい」
浩一郎が何を言いたいのか よくわからない。
いってきますと言ってるのに
ニコニコして私を見ている。
「どうしたの?」
浩一郎が人差し指で 自分の頬をツンツンと刺した。
「いってらっしゃい」自分で言って
また頬を指差す。
思わず眉間に皺を寄せて
「何?」と聞くと
「業務命令 ここにキスして」
少し罰の悪そうな顔で 浩一郎が笑った。
家族サービスや恋人との時間を楽しんで欲しいから
残業はさせないんだ」
「それはいいことだね~
じゃあ 浩一郎も早く帰ってくるね」
「今年のクリスマスは一人じゃないから
無駄に飲み歩かなくてもいいな」
「ケーキも来るから 楽しみ」
「あまり無理するなよ
まだあれから 時間もたってないんだし」
「大丈夫よ 早く帰ってきてね」
浩一郎がどういうわけか 私を見つめていた。
「え?何?何かついてる?」
慌ててしまう。
浩一郎がニコリと笑って
「業務内容一つ増やしたいんだけど」と言った。
「え?」
「いってきます」
「は?あぁ いってらっしゃい」
浩一郎が何を言いたいのか よくわからない。
いってきますと言ってるのに
ニコニコして私を見ている。
「どうしたの?」
浩一郎が人差し指で 自分の頬をツンツンと刺した。
「いってらっしゃい」自分で言って
また頬を指差す。
思わず眉間に皺を寄せて
「何?」と聞くと
「業務命令 ここにキスして」
少し罰の悪そうな顔で 浩一郎が笑った。