奥様のお仕事
「よし 片付いた
ちょっと私も 風呂に入ってくるから」


「え?あ あの・・・・・
お湯私 入っちゃったんですけど」

浩一郎が帰ったら また入ろうかなって思ってたから
お湯は流してないんだけど


「かまわないよ」


いや こっちがかまうから!!


浩一郎は さっさと浴室へ行ってしまった。


「ちょっと 何でここで風呂入るの?」

ドキドキドキ・・・・・・


まさか 私 犯されちゃう?
そんな・・・・・心の準備してないし・・・・・
体は綺麗に洗ったけど


「ダメでしょ 何も知らないのに」

女の子の一番大切なものは 好きな人に・・・・・
てか

私 結婚するつもりもなかったし
逃げ出すにも こんな寒いとこで 逃げ出したって
今さら 島に帰ることもできないし


「やばい やばい」
立ち上がってウロウロした。


「どうしよう もしかしたら あの人
私が遊び慣れてると誤解してるのかもしれない
そう言うタイプじゃないのに 軽そうに見えるとか・・・・」

心臓が口から出そう。
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