奥様のお仕事
しばらくして 佐伯さんが部屋にやってきて
「マリンさん!!!さらに美しいですね」
大げさにそう言ったので
思わず吹き出してしまった。
「いいえ 美由紀さんのおかげです
自分でやったなら 昨日の私で精一杯でした。
こんなに綺麗にしてもらって 美由紀さんすごいです」
美由紀さんが嬉しそうに微笑んでくれたのが
少し嬉しかった。
「うちの奥さんは バリバリのキャリアウーマンで
担当していた芸能人もけっこう 有名だったんですけど
私を選んでくれて……ずっと好きだ好きだ言ってて
本当によかったですよ」
佐伯さんは私のスーツケースを持って笑った。
「好きだ好きだって言われたんですか?美由紀さん」
「そうなんです。
最初はしつこい人だなって思って放置してたんですけどね」
二人が顔を見合わせて微笑み合うのに
胸がキュンとした。
「若が思い悩む私を心配してくれて
美由紀との仲を取り持ってくれて おかげで
私は愛する女性と人生を共にすることができました」
「素敵!!!」
思わず私も叫んでいた。
恋も愛も知らない私
だけど憧れだけは持っているから
二人がとてもうらやましくなった。
「マリンさん!!!さらに美しいですね」
大げさにそう言ったので
思わず吹き出してしまった。
「いいえ 美由紀さんのおかげです
自分でやったなら 昨日の私で精一杯でした。
こんなに綺麗にしてもらって 美由紀さんすごいです」
美由紀さんが嬉しそうに微笑んでくれたのが
少し嬉しかった。
「うちの奥さんは バリバリのキャリアウーマンで
担当していた芸能人もけっこう 有名だったんですけど
私を選んでくれて……ずっと好きだ好きだ言ってて
本当によかったですよ」
佐伯さんは私のスーツケースを持って笑った。
「好きだ好きだって言われたんですか?美由紀さん」
「そうなんです。
最初はしつこい人だなって思って放置してたんですけどね」
二人が顔を見合わせて微笑み合うのに
胸がキュンとした。
「若が思い悩む私を心配してくれて
美由紀との仲を取り持ってくれて おかげで
私は愛する女性と人生を共にすることができました」
「素敵!!!」
思わず私も叫んでいた。
恋も愛も知らない私
だけど憧れだけは持っているから
二人がとてもうらやましくなった。