赤い部屋【短編】
「ふーん、じゃあ俺帰るからな」



そう言って鞄を背負った。



「ああ」



と圭祐は言って俺に手を振った。



俺も前を向きながら圭祐に手を振った。




そして俺は一気に走り出した。
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