《詩集》反証と感傷

夕暮れカタルシス

『夕暮れカタルシス』

目に染みてくる
放射状の光彩

君を呼び出して空回り

上手く騙せてると思ってたのに
本当はみんな気付いてた

西陽に染まる
私と君と
教室と

薄い黄色のカーテンが
優しく背中を押している

偽りのない午後の始まりは
とても綺麗で
眩しくて

私はひとつ
瞬きをした
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