スキってなに?
今日も学校。
昨日は、話すきっかけがあったけど
今日はさすがに
そんなことは起きないよね。
あーあ。
つまらない。
キーンコーンカーンコーン
あ、授業始まる。
教科書出さなきゃ…。
あれ?…ない?
え、持ってきたはずなのに、ない。
私の中で1番しては
いけない失態をしてしまった。
忘れたから見せてとか
そんなこと言えない。
今日は教科書なしでやり過ごすしか…
ガラガラー
え?
「教科書、忘れたんでしょ?
見せてって
言ってくれれば見せるのに」
そう言って篠宮くんは
机を私の方に寄せた。
「ありがと…」
「いいよ。だって昨日、俺シャーペン
貸してもらったし!松下も忘れっぽいの?」
「今日は、たまたまで…」
「そっか!あのさ、松下。」
「何?」
「俺にもっと話しかけてよ。
俺、話しかけてくれないと暇。
だから話しかけてきてよ。」
「そんなこと言われても、
何話すの?」
「なんでもいいよ!
俺も話しかけるからさ!」
急にそんなこと言われても
人見知りの私には
とても難しい内容です。
話しかけてくれるのは嬉しい。
けど、やっぱり話しかけるのは…。
昨日は、話すきっかけがあったけど
今日はさすがに
そんなことは起きないよね。
あーあ。
つまらない。
キーンコーンカーンコーン
あ、授業始まる。
教科書出さなきゃ…。
あれ?…ない?
え、持ってきたはずなのに、ない。
私の中で1番しては
いけない失態をしてしまった。
忘れたから見せてとか
そんなこと言えない。
今日は教科書なしでやり過ごすしか…
ガラガラー
え?
「教科書、忘れたんでしょ?
見せてって
言ってくれれば見せるのに」
そう言って篠宮くんは
机を私の方に寄せた。
「ありがと…」
「いいよ。だって昨日、俺シャーペン
貸してもらったし!松下も忘れっぽいの?」
「今日は、たまたまで…」
「そっか!あのさ、松下。」
「何?」
「俺にもっと話しかけてよ。
俺、話しかけてくれないと暇。
だから話しかけてきてよ。」
「そんなこと言われても、
何話すの?」
「なんでもいいよ!
俺も話しかけるからさ!」
急にそんなこと言われても
人見知りの私には
とても難しい内容です。
話しかけてくれるのは嬉しい。
けど、やっぱり話しかけるのは…。