お前を好きになって何年だと思ってる?
そんな私の心を見透かしたように

「お前は知らなくていい」

と言う冬夜。

む〜…

「まあいいけど」

私はそう言って少し拗ねて布団に顔を埋める。

「お、おまっ…そういう顔すんなバカっ!」

はい?

「ひっど…」

「は!?そうじゃなくて「そんなこと言う人絶対モテないんだからね!」

…あ。

冬夜はモテるんだった〜!!
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