お前を好きになって何年だと思ってる?
洋君と付き合い始めてから、

一緒にはいたけどどこかギクシャクしてたんだよね…。

「…うん。洋君にだけ言ってくるね」

私はそう言うと洋君に断って

恵美と一緒に屋上に行った。

「えと…話って?」

おそるおそるそう言うと恵美がくるりとこっちを向いた。

「美愛ってさ…武田君が…好きなの?」

ドキンとなる。

「…好き…じゃないよ…」

正直にそう答えると恵美は唇を噛んだ。
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