お前を好きになって何年だと思ってる?
美愛side

恵美は待ち合わせ時間ちょうどに来た。

「…お待たせ」

「ううん」

私は頼んだカプチーノを置いて

恵美を見た。

恵美は同じく店員にカプチーノを頼んで席に着く。

「…恵美。ごめん」

私は恵美が席に着くなり謝った。

「私…最低だった。
恵美の気持ちも考えずに…
でももう別れたから。だから…許してほしい」
< 364 / 464 >

この作品をシェア

pagetop