お前を好きになって何年だと思ってる?
黙々と手を動かしていると

冬夜がお風呂から出てきた。

「何してんの?」

「宿題」

もうヤバいんだから!

「宿題…」

冬夜は呟いてはっとしたような表情をする。

「ヤッベ、俺もやってなかった」

「うっそぉ!?」

珍しい〜!冬夜が宿題忘れてたなんて。

「一緒に頑張ろう!」

「あ、ああ…」
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