好き…だからっ‼︎
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藍さんの家っ…⁉︎
そういえば…藍さん…一人暮らしって言ってたな…

ガチャガチャ…バンッ

藍さんは荒っぽく鍵を開け、荒っぽくドアを開けた。
その仕草まるで藍さんではない。
藍さんの何かが動かしてるようだった。

律「藍さん…?
何でここに…『ドンッ…』」

いっ……今流行りの壁ドンッッ⁉︎
なんか…ど、ドキッてゆうよりも…
はっ…迫力がぁぁ……

律「あっ…藍さふぅんっ…んんっ…⁉︎」

藍さんっ…⁉︎ きっ…キスッ⁉︎

律「んっ……んんっ…藍さ…ん」

藍さんは角度を変え、荒っぽく唇を重ねてくる。

律「藍さ…んっ…んんんっ…⁉︎」

ディ……ディープ…キスっ…⁉︎

くちゅ…ちゅ…くちゅ…

律「んっんんぅ……ふぁんっ…」

ど…どうしよう…きもちぃ…
もう…何も考えらんない……

卑猥な音と…藍さんの上手すぎるキスと初めてってゆうので…
俺はとろけそうだった。

律「ふぁんっ……藍っんんっ…」

もう……無理……膝が…もたな…いっ

ズルズル…

律「ふぁ……はぁ…ふぅぁ…」

俺はガクンと座り込んだ…。

俺の口からツゥと一つの雫がこぼれた。

それを拭うとともに恥ずかしくなって口元を隠した。

律「藍さんっ…‼︎なんで…こんな強引な…っ…‼︎」

藍「律くん。お風呂入ってきな」

律「えっ……?なんで⁉︎」

藍「律くんは今日俺の家でお泊まり」

律「ちょっ……勝手にっっ…‼︎」

もちろん、藍さんの家にお泊まりは嬉しくて嬉しくて仕方がない。

でも、今日の藍さんの家には泊まりたくはなかった。

だって…藍さん………

藍「早く入って来いって言ってんだろ」

律「あ…藍っっ……」

藍「何?それとも、俺と入りたいの?」

律「違っっ…………‼︎は…入って…きます………」


藍「ふふっ、律くんはいい子だね」

俺は藍さんの顔を見ないようにお風呂場へと向かった。
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律「ひっく………ふっ…ふぅ…うっ」

お風呂場に入るとともに溢れ出る感情に歯向かわず、思うままに涙を流した。

悲しいとか、嬉しいとか…そんなんじゃなかった。

恐怖感、不安…そして驚きからによって流れ出た涙だった。

お風呂のお湯はそんな涙を消してくれるかのように俺の身体を温めてくれた。

でも……俺の涙は止まらなかった。



ガラガラガラ



律「………っ⁉︎」

えっ……?

藍「律くん長すぎ。」

律「ごっ………ごめんなさい」

俺は身体を反対方向に向け、藍さんを一切見なかった。
そして、か細い声で「ごめんなさい」の一言だけ。

今の藍さんは怖くて、怖くて仕方がなかった。



ジャプ…

律「えっ…⁉︎」

気づくと…
藍さんは、湯槽に入っていた。

藍「何?」

律「だって……藍さ…」

藍「俺もお風呂入りたかったんだけど。律くんが長いからしょうがないんじゃない?」

律「でも………」

藍「何?泣いてんの?」

俺があまりにも震えた声で言ったため気づかれてしまった。

律「ち……が……うぅぅ…く…うぁ…」

藍「思いっきり泣いてるくせに何言ってんの?」
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