なつかしい日曜日


小さい頃は
この背中ではなく、

あの顔が見たくて
いろんなことをした。



わざと
転んで見たり、泣いたり、叫んだり…。



本当に、
私はいい子ではなかった。





いや、
今でもそうか。


あの背中を
振り向かせたくてしょうがない。




いまだに
私はいい子にはなれていないのだ。





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