スキってなに?-another story-
「どうしたの?優太くん。」

教室には俺と美那2人だけーー


声が響くーー


よし。


息を飲む。


「俺さ、初めて松下と話した時。
なんだ、こいつ無愛想だなって
なんでこんなに無表情なんだって思った。」

「なにそれ?悪口?」

その言葉と同時に俺は話を進める。

「でもね、話してくうちに初めて
松下の笑顔見た時、
こいつこんなに笑うんだなって。
その時俺、もっと松下を
笑わせてあげたい笑ってる姿を
みたいって思った。」


俺の気持ち…聞いて?
届くかな?


「俺、美那の事が好き。
俺と付き合ってください。」

届いて欲しい…。
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