えりな END.
「はい分かりました。
えーと 埜上さんは 月曜日から金曜日の午前中のみとゆうことですが よろしいんですよね?」



「はい。できたらそれでお願いしたいんですけど」



「分かりました。では いつから来れますか?」



「え? よろしいんですか?」



「はい。見た感じの雰囲気もよい方ですし 頑張っていただける気があるのなら うちとしては来て頂きたいですよ」



あたしの顔は みるみる明るくなったと思う



「ありがとうございます!頑張ります!」



頭を振り下ろすように下げた。



「では いつからにします?
うちはいつからでもいいので埜上さんが決めて下さい」



「えっと… じゃあ」



あたしは 医院に飾ってあるカレンダーに目をしながらゆっくり言葉を選んで答える。



「明後日の金曜日からでいいですか?」



「はい。明後日 金曜日ですね。
では 制服の方 用意していますので 裏口の戸をノックして下さい」



「分かりました どうもありがとうございます」



あたしは もう一度 深々と頭を下げ内心はやる気に満ちていた。
< 10 / 33 >

この作品をシェア

pagetop