えりな END.
「すみません」
あたしも一言かけ 今はじめて男性患者を見て 時間が止まったかと思った。
この人 なんだか 裕馬君に似ている…
話し方は全然違うけど 感じと少し顔も似たような人だ…
本人ではないと分かっていてもどうしてか 嬉しくなった
作ったカルテの名前を見ると 佐伯 龍りゅう
年齢は29歳だった。
保険証を帰すとき あたしはドキドキ緊張した。
「保険証お返ししますね」
彼の座っている席まで行き渡す。
「君 いつもいるの?」
「え?はい
月曜日から金曜日 午前中だけなんですが」
「そう
じゃあ 君のいる日に これから来させてもらうよ」
冗談ともとれる言い方で言う彼の言葉を本気にしてしまいそうだ。
「嬉しいです。是非 お願いします」
愛想良く返事をしたあたしの胸中は 穏やかではなかった。
似ている人を見て 喜んでくれいるなんて あたしの失恋は終わらせれていないんだと実感もした。
いつになったらこんな気持ちを持たないでいいようになるのだろう。
あたしも一言かけ 今はじめて男性患者を見て 時間が止まったかと思った。
この人 なんだか 裕馬君に似ている…
話し方は全然違うけど 感じと少し顔も似たような人だ…
本人ではないと分かっていてもどうしてか 嬉しくなった
作ったカルテの名前を見ると 佐伯 龍りゅう
年齢は29歳だった。
保険証を帰すとき あたしはドキドキ緊張した。
「保険証お返ししますね」
彼の座っている席まで行き渡す。
「君 いつもいるの?」
「え?はい
月曜日から金曜日 午前中だけなんですが」
「そう
じゃあ 君のいる日に これから来させてもらうよ」
冗談ともとれる言い方で言う彼の言葉を本気にしてしまいそうだ。
「嬉しいです。是非 お願いします」
愛想良く返事をしたあたしの胸中は 穏やかではなかった。
似ている人を見て 喜んでくれいるなんて あたしの失恋は終わらせれていないんだと実感もした。
いつになったらこんな気持ちを持たないでいいようになるのだろう。