えりな END.
「あ、はい!分かったりゅうさん」
「龍でいいよ」
そう言い捨てた後 あたしの助手席のドアを閉めて運転席側にまわって乗り込んできたりゅうさんにあたしは言う。
「りゅうさん!さすがに呼び捨てなんて無理ですよ〜。
なんか偉そうだし、呼んだり出来ません」
「そう言わずにさ。頼むよ?りゅうさん。なんてなんかどっかのおっさんみたいで嫌なんだって」
「あ!ごめんなさい」
あたしとりゅうさんは あはははと笑って車内の雰囲気はとても良いものだった。
りゅう…
心の中で練習してから 二人ともの笑いが収まったあと 呼んでみた。
「りゅう」
あたしは 今どんな顔をしてるかな
「なーに?」
にこっと笑い運転中の彼は あたしに言う。
その声はとても優しい声だった。
「呼びましたよ」
「うん。だね。
嬉しいよ。
急に呼ぶからついドキっとさせられたよ」
大人の余裕を見せて言う彼の言葉は あたしにはあまり真実みがなかった
「ほんとですか〜?」
「ほんと。嬉しくってドキっとしたよ」
彼の一言は 慣れていないあたしをどきっとさせる。
どきっとさせるのは あなたの方だよ 龍
裕馬君のお兄さんの龍は 裕馬君とは やっぱり違う。
龍の方が落ち着いていて女性の扱いも裕馬君に比べると丁寧なようにかんじたけど それは龍の優しい性格からくるものかもしれない。
車は一件の綺麗な洋風のお店にとまった。
「龍でいいよ」
そう言い捨てた後 あたしの助手席のドアを閉めて運転席側にまわって乗り込んできたりゅうさんにあたしは言う。
「りゅうさん!さすがに呼び捨てなんて無理ですよ〜。
なんか偉そうだし、呼んだり出来ません」
「そう言わずにさ。頼むよ?りゅうさん。なんてなんかどっかのおっさんみたいで嫌なんだって」
「あ!ごめんなさい」
あたしとりゅうさんは あはははと笑って車内の雰囲気はとても良いものだった。
りゅう…
心の中で練習してから 二人ともの笑いが収まったあと 呼んでみた。
「りゅう」
あたしは 今どんな顔をしてるかな
「なーに?」
にこっと笑い運転中の彼は あたしに言う。
その声はとても優しい声だった。
「呼びましたよ」
「うん。だね。
嬉しいよ。
急に呼ぶからついドキっとさせられたよ」
大人の余裕を見せて言う彼の言葉は あたしにはあまり真実みがなかった
「ほんとですか〜?」
「ほんと。嬉しくってドキっとしたよ」
彼の一言は 慣れていないあたしをどきっとさせる。
どきっとさせるのは あなたの方だよ 龍
裕馬君のお兄さんの龍は 裕馬君とは やっぱり違う。
龍の方が落ち着いていて女性の扱いも裕馬君に比べると丁寧なようにかんじたけど それは龍の優しい性格からくるものかもしれない。
車は一件の綺麗な洋風のお店にとまった。