えりな END.
ぼーっとしていたら あっとゆう間に外は昼間より夕方より涼しくなっていた



何の音もない太一お兄ちゃんの家の中は 虫の鳴き声のようなものが静かに聞こえてくる



あたしは 幸せな子なのに これ以上 何かを望むあたしがいけなかったのかな



この命は パパとママと太一お兄ちゃんのママ そして許してくれた太一お兄ちゃんの今は亡きパパとお兄ちゃんみんなのおかげなのに。



そんなことを考えていると ガチャリとゆう音が響き太一お兄ちゃんが帰ってきたようだった



あたしの部屋を通りすぎ リビングへ向かっていく足音に耳をすませていた



あたしから出ていかなくちゃと思い そこで はっとした…



そういえば 太一お兄ちゃんは 夕飯どうするのだろう




もちろん食べてきてはいないはずの時間だし あたしこそ気がきかない…



近くのスーパーにでも行っていつでも温めなおせるようなものを作っていても良かったのに…




なにやってるんだろあたし…



こんなんじゃいけない
いけないよ



あたしは すくっと立ち上がり扉に向かった
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