嘘と秘密~空白の恋~
気になるあの子
あ、またいる。
俺は目を細めながら、見上げた。
太陽の光が目に入ってきて眩しい。
今日も屋上にいるあの子。
毎日、同じ時間に。
譜面台をたてて、楽譜を置いて、何やら丸っこくてカタツムリみたいな楽器を持ってあの子はそこにいる。
その楽器はパオーンと発音しているように聞こえる。
大まかに言うと、象?
あんなかわいい形をしてても、音はふにゃとしてるんだなと思った。
楽器もかわいいけど、楽器を吹いているあの子の方がもっとかわいい。
遠くからで表情とかはよく見えないけど、一生懸命吹いてると思うと、何だかかわいいなーと思えてくる。
俺は目を細めながら、見上げた。
太陽の光が目に入ってきて眩しい。
今日も屋上にいるあの子。
毎日、同じ時間に。
譜面台をたてて、楽譜を置いて、何やら丸っこくてカタツムリみたいな楽器を持ってあの子はそこにいる。
その楽器はパオーンと発音しているように聞こえる。
大まかに言うと、象?
あんなかわいい形をしてても、音はふにゃとしてるんだなと思った。
楽器もかわいいけど、楽器を吹いているあの子の方がもっとかわいい。
遠くからで表情とかはよく見えないけど、一生懸命吹いてると思うと、何だかかわいいなーと思えてくる。
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