嘘と秘密~空白の恋~
俺も暇じゃないしな…。


「案内するから。ついてく?」


…って、おいおい。


時間なかったんじゃないのかよ。


するとその子は目をキラキラと輝かせた。


ま、眩しい…。


ひとつ年下なだけなのに、若々しさを感じる。


何か自分がおじさんになった気分。


「是非!!お願いします!!」


…もうあとには引けません。


何してるんだよ、俺。


美羽、ごめん。


遅れそう…。


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