嘘と秘密~空白の恋~
美羽もびっくりするだろうな。


早く顔が見たい。




えっと…。


2年3組の教室は…?


あ、あった。


その教室へ向かおうとしたとき声をかけられた。


「芹沢先輩」


俺は振り向くが誰もいない。


ん?


どこ?


てか誰?


「こっちです」


声をたどり、顔を上げると。


階段の踊り場のところに本郷さんがいた。


< 133 / 192 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop