嘘と秘密~空白の恋~
…は、話しかけられた…!!


え…、夢でしょうか…?


俺は口をパクパクしそうになるのを我慢する。


何かを見透かしたようなキレイな瞳。


それに吸い込まれそうになる。


やっぱりキレイだ…。


「…あ、そんなこと…」


「あー!!」


俺の存在に気付いた阿久津妹が突然叫んだ。


何だよ…。


今、いいところだったのに。


いや別によくはないか。

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