嘘と秘密~空白の恋~
「それはそうと君は何しに来てるの?毎日わざわざここまで」
すると本郷さんは気が抜けたように笑った。
「それ、先輩が聞くことですか?先輩こそ何でですか?」
逆に返されてしまった。
後輩のくせに。
「日向ぼっこ。眠気覚まし」
やっぱり本当のことは言えなかった。
やって来るか分からない彼女を待ってるなんて…。
恥ずかしくて言えない。
バカにされるし、呆れられる。
「…そうですか…?」
本郷さんは突然シュンとしてしまった。
この子は、突然が多い。
理由も分からないから余計怖いし。
すると本郷さんは気が抜けたように笑った。
「それ、先輩が聞くことですか?先輩こそ何でですか?」
逆に返されてしまった。
後輩のくせに。
「日向ぼっこ。眠気覚まし」
やっぱり本当のことは言えなかった。
やって来るか分からない彼女を待ってるなんて…。
恥ずかしくて言えない。
バカにされるし、呆れられる。
「…そうですか…?」
本郷さんは突然シュンとしてしまった。
この子は、突然が多い。
理由も分からないから余計怖いし。