嘘と秘密~空白の恋~
何でそんな時間に寝たんだっけ?


俺は起き上がり考える。


あー、ベットの上で柔軟体操してたんだった。


そのまま眠くなって…。


昼寝がいいと思ってここに来たのに。


自分の行動の単純さに呆れた。


よし、帰るか。


今会ったって変な人って思われるだけだし。


俺は立ち上がり、歩き出した。


と、振り返ると。


ドア付近に女子が立っていた。


俺のことを怪訝そうに見ている。




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