嘘と秘密~空白の恋~
「はい、じゃあ美音さん」


「えっと実はいます!!」


今度は悲鳴に近い声が聞こえてくる。


うるさい。


非常にうるさい。


誰か、耳栓。


「おおー!!やっぱりいましたか!!じゃあ最後に月城さん、あなたはいますか?」


そのままの流れでつっきーの番になる。


妹がつっきーにマイクを渡す。


お願い、いないでいて!!


もし、いたら俺100年、寝込むから!!


つっきーがゆっくり口を開いた。


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