嘘と秘密~空白の恋~
「もう。驚かさないでよ」
大して驚いてもいないように言われる。
つっきーってあんまりびっくりすることないもんな。
俺はえへへと笑う。
「よく分かったね」
つっきーが下駄箱越しに話しかけてくる。
俺は靴を履き替えながら答える。
「足音だよ」
「へ?足音?」
「何かつっきーの足音ってパタパタしてるから」
靴を履き終えたつっきーが隣の下駄箱から顔を覗かせた。
「 嘘?そんな音してるんだ…」
大して驚いてもいないように言われる。
つっきーってあんまりびっくりすることないもんな。
俺はえへへと笑う。
「よく分かったね」
つっきーが下駄箱越しに話しかけてくる。
俺は靴を履き替えながら答える。
「足音だよ」
「へ?足音?」
「何かつっきーの足音ってパタパタしてるから」
靴を履き終えたつっきーが隣の下駄箱から顔を覗かせた。
「 嘘?そんな音してるんだ…」