エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
もうちょっと気を使ってもらって、心の準備期間を設けて来月からとか、せめて来週からにしてくれないだろうか、と葵がパニクっているうちに、段ボール7箱の荷物と一緒に彼はやってきた。
自分の家なのに緊張している葵に比べて彼はいたって普通で、まるで昔からの住人のように「お邪魔します」と言って自分の部屋に荷物を運んで行った。
相変わらず愛想がなく、よく言えばクール、悪く言えば感じが悪い。無愛想。
それでも母とは会話の合間に時折はさむ笑顔がとても素敵だ。
あの笑顔をなぜにもっと放出しないか、と思うがまあ今日はまだ初対面だし、慣れてくればもっと和気あいあい的な間柄になるのだろう。
自分の家なのに緊張している葵に比べて彼はいたって普通で、まるで昔からの住人のように「お邪魔します」と言って自分の部屋に荷物を運んで行った。
相変わらず愛想がなく、よく言えばクール、悪く言えば感じが悪い。無愛想。
それでも母とは会話の合間に時折はさむ笑顔がとても素敵だ。
あの笑顔をなぜにもっと放出しないか、と思うがまあ今日はまだ初対面だし、慣れてくればもっと和気あいあい的な間柄になるのだろう。