エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「少し考えさせてくれだって。それって本音は生んでほしくないってことよね?」
「まあ結婚してないわけだから予期せぬ妊娠なわけで、急に知らされて戸惑うのもわかるけど」
「でもね、これ」
膝の上に置いたままだったバッグから、さやかはA4の封筒を取り出して沃野に渡した。
中にはキャビネ版の写真が入っていた。
「体調が悪くなって、もしかしてと思ったから、興信所で彼の素行を少し調べたの。どっちみちもし裕也さんと結婚することになったらきっとお父さんが調べると思ったからその前にと思って」
写真は10枚あり、数枚は知らない女と裕也、あとは裕也とリサ、そして最後の3枚の写真には葵が写っていた。
「まあ結婚してないわけだから予期せぬ妊娠なわけで、急に知らされて戸惑うのもわかるけど」
「でもね、これ」
膝の上に置いたままだったバッグから、さやかはA4の封筒を取り出して沃野に渡した。
中にはキャビネ版の写真が入っていた。
「体調が悪くなって、もしかしてと思ったから、興信所で彼の素行を少し調べたの。どっちみちもし裕也さんと結婚することになったらきっとお父さんが調べると思ったからその前にと思って」
写真は10枚あり、数枚は知らない女と裕也、あとは裕也とリサ、そして最後の3枚の写真には葵が写っていた。