エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「ちなみに付き合って何するの?」

「一緒に帰ったり、どこかに出かけたり……」
そんなこと、説明しなきゃわからない?

「友達と何が違うの?」
そんなこと聞かれても。

「お互いに彼と彼女っていう意識があって、ステディな仲になる、みたいな……」

「とりあえずカップルになるわけだ」

こくり。

さやかは再度、うなずいた。

それから2人は学校で公認のカップルとなり、冷やかされながら一緒に下校したり、お昼時間を一緒に過ごしたり、休日には映画を見に行ったりもした。

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