エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「あの、なんであんな返事をリンダにしたんですか? 今日は午後まで打ち合わせにはいっていること知っていましたよね?」
「ああ、忘れてた。すぐ戻ってくるかと思ったのよ」
忘れていたわけはない。
「それにしても12時までなんて時間に余裕がなさすぎます」
「ねえ、私、あなたの上司よ。わざわざメールの返信してあげてなんで文句いわれなくちゃならないのよ。それにだいたい言われなくてもレーポートしないあなたがいけないんでしょ」
はぁ~?
何かが頭の中でぶちっと切れた。
「リサさん、基本的に自分が主催の企画はその人がレポートをあげることになっています。この企画の主催者はリサさんですよね? それを私が報告書をあげることにして、3日前からリンダに勝手に伝えていたことも内緒にしているなんてどういうことですか?」
「私、言ったと思うけど。レポートは葵さんが作ってね、って」
「聞いてませんけど」
「なら聞いていないあなたが悪いんじゃない。ねえ、私あなたの上司だから。来月のエバリュエーション、楽しみね」
エバリュエーションとは半期に1度行われる査定だ。この査定で評価が決まり、年収にも影響がでる。
「ああ、忘れてた。すぐ戻ってくるかと思ったのよ」
忘れていたわけはない。
「それにしても12時までなんて時間に余裕がなさすぎます」
「ねえ、私、あなたの上司よ。わざわざメールの返信してあげてなんで文句いわれなくちゃならないのよ。それにだいたい言われなくてもレーポートしないあなたがいけないんでしょ」
はぁ~?
何かが頭の中でぶちっと切れた。
「リサさん、基本的に自分が主催の企画はその人がレポートをあげることになっています。この企画の主催者はリサさんですよね? それを私が報告書をあげることにして、3日前からリンダに勝手に伝えていたことも内緒にしているなんてどういうことですか?」
「私、言ったと思うけど。レポートは葵さんが作ってね、って」
「聞いてませんけど」
「なら聞いていないあなたが悪いんじゃない。ねえ、私あなたの上司だから。来月のエバリュエーション、楽しみね」
エバリュエーションとは半期に1度行われる査定だ。この査定で評価が決まり、年収にも影響がでる。