エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
葵がたまに相槌を打ったり、うなずいたりしているうちに打ち合わせは終了し、相手の2人も「とても有意義だった」と興奮気味に握手を交わして帰っていった。
「有難う」
「どういたしまして」
「でもどうして突然打ち合わせに参加したの? 最初から出席する予定だった?」
「ちがうよ。葵さんがまた早速りさブーの罠にはめられてたから、ヘルプに来たんじゃない。知ってる? ファントムってむちゃくちゃうるさい会社なんだぜ。リンダみたいなシステム音痴が出ていったらアホ呼ばわりされちゃうし、りさブーの英語力じゃ話にならない。なのにこんな面倒な打ち合わせに急に参加させて、相手からコンプレインがきたら全部葵さんのせいだぜ。まったくマジ、大奥だな」
「大奥?」
「いや、なんでもない。ところでまたポイント稼いじゃった。もう500ポイントは貯まったな。念押しておくけど、高くつくからね」
「有難う」
「どういたしまして」
「でもどうして突然打ち合わせに参加したの? 最初から出席する予定だった?」
「ちがうよ。葵さんがまた早速りさブーの罠にはめられてたから、ヘルプに来たんじゃない。知ってる? ファントムってむちゃくちゃうるさい会社なんだぜ。リンダみたいなシステム音痴が出ていったらアホ呼ばわりされちゃうし、りさブーの英語力じゃ話にならない。なのにこんな面倒な打ち合わせに急に参加させて、相手からコンプレインがきたら全部葵さんのせいだぜ。まったくマジ、大奥だな」
「大奥?」
「いや、なんでもない。ところでまたポイント稼いじゃった。もう500ポイントは貯まったな。念押しておくけど、高くつくからね」