エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「僕は27です。どうしてそんなにシステムに詳しいんですか?もともとエンジニアをされていたとか……」
沃野は目の前の卵焼きに箸を伸ばしながら「別にエンジニアじゃないけど、勉強したから」と、素っ気なく答えた。
強引に合流した割にはすこぶる愛想が悪い。
「そういえば北野さんて、青山さやかって知ってます?」
「知ってますけど、どうして……」
裕也が怪訝な顔をする。
「結構仲良しの、中学時代の同級生。この間うちの会社のこと話したら、北野さんていう仲良しが会社にいるんだけど、知ってる?って聞かれたから。やっぱりあなただった?」
沃野はスマホを取り出しメールを打ち始めた。
すぐにブブっとスマホが振動したので、速攻返事がきたようだ。
「残念、だめだった。さやかも来ないか誘ってみたけど、今日は彼の家に行くからダメだって」
それを聞いて一瞬裕也の表情が変わったのをキャッチしたのは沃野だけだった。
沃野は目の前の卵焼きに箸を伸ばしながら「別にエンジニアじゃないけど、勉強したから」と、素っ気なく答えた。
強引に合流した割にはすこぶる愛想が悪い。
「そういえば北野さんて、青山さやかって知ってます?」
「知ってますけど、どうして……」
裕也が怪訝な顔をする。
「結構仲良しの、中学時代の同級生。この間うちの会社のこと話したら、北野さんていう仲良しが会社にいるんだけど、知ってる?って聞かれたから。やっぱりあなただった?」
沃野はスマホを取り出しメールを打ち始めた。
すぐにブブっとスマホが振動したので、速攻返事がきたようだ。
「残念、だめだった。さやかも来ないか誘ってみたけど、今日は彼の家に行くからダメだって」
それを聞いて一瞬裕也の表情が変わったのをキャッチしたのは沃野だけだった。