エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「今日から沃野君が越してくるって話、覚えているわよね?」
「え!越してくるの? この家に? なんで? 覚えてないよ、全然覚えてない」
「あんたったら人の話、何にも聞いてなかったのね。沃野君が帰国するのと入れ替わりで卓也さんが海外赴任になったのよ。だからうちに来てもらうことにしたの。どうせもうすぐ家族になるんだし、部屋は余っているし」
「でも卓也さんの家どうするの?」
「貸した」
「えーーー」
「もう『えーー』ばかり言わないでよ」
だっていくらもうすぐ家族になるといっても、赤の他人だ。
それも今まで面識のなかった23歳の男子といきなり一緒に暮らすってどうよ。
今まで女2人暮らしだったのに、急に男が同居するなんて。
下着姿でうろうろできないし、起き抜けの不細工な顔をさらしにくくなるし、トイレを使うタイミングだって気になるではないか。
弟になると言ったって、今初めて会ったばかりの男だ。
「え!越してくるの? この家に? なんで? 覚えてないよ、全然覚えてない」
「あんたったら人の話、何にも聞いてなかったのね。沃野君が帰国するのと入れ替わりで卓也さんが海外赴任になったのよ。だからうちに来てもらうことにしたの。どうせもうすぐ家族になるんだし、部屋は余っているし」
「でも卓也さんの家どうするの?」
「貸した」
「えーーー」
「もう『えーー』ばかり言わないでよ」
だっていくらもうすぐ家族になるといっても、赤の他人だ。
それも今まで面識のなかった23歳の男子といきなり一緒に暮らすってどうよ。
今まで女2人暮らしだったのに、急に男が同居するなんて。
下着姿でうろうろできないし、起き抜けの不細工な顔をさらしにくくなるし、トイレを使うタイミングだって気になるではないか。
弟になると言ったって、今初めて会ったばかりの男だ。